第2章 生みの苦しみ 77ページ〜92ページ

今回は第2章「生みの苦しみ」の77ページから92ページを読みました。

 

 今回の部分では、ハードウェアエンジニアである九頭龍雄一郎さんとの出会いについて綴られています。

 

 九頭龍さんとは、アメリカでの送別会で出会い、彼は、無線通信を使った機器の開発をしており、中西氏はハードウェアエンジニアが必要だったこともあり、メールでコンタクトをとります。すると、九頭龍さんも中西氏と同じような超音波診断機を構想していて、徐々に九頭龍さんと中西氏は意気投合していき、九頭龍さんはボランティアで、Dfreeの開発を手伝ってくれました。

 

 また、九頭龍さんは、中西氏のどんどん人を巻き込んでいく行動力を称えて、中西氏は成功する人間、CEO最高経営責任者になれる人間だと言います。

 

 今回読んだ部分で印象に残ったことは、成功する人間の資質というものがある、と九頭龍さんが言ったことです。シリコンバレーの日本人社会で、ハードウェア開発のご意見番のような存在である人に、そのようなことを言われるのは相当すごいことだと思いました。起業家になるには、人をどんどん巻き込んで行くような行動力や、熱意が必要なのだと思いました。