第4章 資金調達 最大の危機、シードラウンド

今回は第4章 資金調達 最大の危機、シードラウンドの152〜158ページを読みました。

 

資金調達における最初の山場、エンジェルラウンドはなんとか乗り越えることができたが、その次に総額5000万円を前提としたシードラウンドの資金調達が待ち受けていました。ここでは、小林正典が大きな力となりました。小林は、日本の投資家周りをしてくれ、リード・インベスターをつけるという条件で5000万円を投資する、とニッセイ・キャピタルと話をつけることに成功しました。しかし、リード・インベスターがなかなか見つからず、メンバーを失ってしまうという焦りを感じます。

 

 ニッセイ・キャピタルの方がおっしゃっていたように、素晴らしい人材を集めてチームを作っている中西氏は、もちろん素晴らしい力の持ち主だと思うが、ボランティアで手伝い続ける方たちも、すごいと思いました。小林は、金欠で、お弁当の中身は白米だけのときがあるなど、メンバーは自分の生活をきりつめて手伝います。人の熱意に影響されて、それだけやりがいのある仕事なら苦しくても続けられるのかなと思いました。