第4章 資金調達 気持ちはほとんど土下座

 今回は第4章 資金調達 気持ちはほとんど土下座という158〜164ページの部分を読みました。

 

  3月上旬にリード・インベスターを検討してもいいというVCが3社現れたが、最終決定には至らず。その後、ニッセイ・キャピタル主催の「NCCベンチャーグランプリ」に参加し、グランプリを受賞し、投資の申し出があったが、投資額が少なく断ってしまいます。それから、1週間のうちにリードを検討してくれていた3社全てから断りの連絡が入ってしまい、検討した結果、ニッセイ・キャピタルにリードを頼むことにします。無理を承知でお願いした結果、単独で投資するという大英断を下してくれました。のちに、ニッセイ・キャピタルの投資委員会で正式決定しました。

 

 自分たち自身にも、会社にもお金が無い状態で、投資してくれるVCが見つからない、決まりそうだったのに断られる、ということが続いたのは、本当に精神的負担が大きかったと思います。ニッセイ・キャピタルの英断も賞賛するべきですが、この危機にめげずに立ち向かった中西氏やメンバーの忍耐力は、もっと賞賛するべきだと思いました。