第2章 生みの苦しみ これは間違いなく世の中が必要としている

 今回は第2章 「生みの苦しみ これは間違いなく世の中が必要としている」を読みました。

 

 中西氏のアメリカ留学の予定は、最初の8ヶ月間は座学でファイナンスなど金融とグローバルビジネスマネジメントを学び、4ヶ月間でベンチャーキャピタルインターンとして経験を積むというものでした。ベンチャーキャピタルとは、未上場企業への投資を行う会社であり、中西氏は起業の現場に携えると考えてベンチャーキャピタルインターン先に選んだそうです。この頃から中西氏は「自分でビジネスの素を生み出そう!」と燃えていたそうです。 

 

 中西氏は、インターン先でたくさんの事業アイデアを目にしたが、それらはあくまで「他人のビジネス」であまり興味が持てなかったという。そこでVCのスタッフに「排便のタイミングを検知してあらかじめ知らせる装置の開発」についての意見を求めた結果、シリコンバレーで経験豊富な日本人二人に大絶賛され、開発に踏み込みます。そして「Triple W」という会社名で、わずか7万円でアメリカで会社を設立しました。

 

 今回読んだ部分で、中西氏はシリコンバレーで経験豊富な日本人二人に出会えてなかったら、Dfreeの開発に至ってなかったかもしれなかったので、出会えて本当によかったと思いました。たくさんの人との出会いは大切なことを実感しました。また、わすが7万円で手にした会社で、全世界という市場を目指す、という到底考えられない夢をみる中西氏の決意の強さを感じ、かっこいいと思いました。