第3章 試作機完成 129〜150ページ

今回は第3章 試作機完成の129ページから150ページまでをよみました。

 

 今回の部分では、日本の開発チームの実験の続きや、中西氏のアメリカでのプレゼンテーション、試作機の完成、モーニングピッチなどについて綴られています。

 

 正森を中心とした日本の開発チームは、便意予知のための実験を体を張って献身的に続けていました。中西氏はチームへの要望を低くしたり、取り下げたりしませんでした。一度でも、低くしてしまったら、ずるずると後退してしまう、厳しい現実に直面しても、理想を捨ててはいけないと考えていたからです。

 

 そんな中、アメリカでのピッチ大会では、12社中3位を獲得したが、3位ではなんの足がかりにもなりませんでした。しかし、他の勢いのある企業より上位だったということが心の支えとなりました。そして、九頭龍さんの担当のもと、初代試作機が完成しました。

 

中西氏は資金調達のために、モーニングピッチという大企業やベンチャーキャピタル、メディアに対してプレゼンテーションができるイベントに参加します。これによって、Dfreeは大きな注目を集め、多くの人々にDfreeが知れ渡るきっかけとなりました。

 

 今回読んだ部分で、やはり「うんこ」という言葉の破壊力はすごいと思いました。良い意味でも悪い意味でも注目を集めてしまう。その意味でも今回うんこを使えてラッキーだと思いました。