第1章 バークレーの悲劇 を読んで

 今週は第1章「バークレーの悲劇」を読みました。

 

 この第1章には、中西氏がうんこを漏らしてしまった時の状況説明や、中西氏の経歴、DFree開発までの経緯、が綴られています。

 

まず、中西氏がアメリカ留学中にうんこを漏らしてしまった時の状況が、中西氏のその時の心の中の声を交えて、綴られており、鬼気迫った感情や、恥ずかしい気持ちが伝わってきて、読んでいてとても面白かったです。他人事だから笑うことができるのでしょうが、もし自分が同じ状況に陥ったら、死ぬほど恥ずかしいでしょう。

 

次に、中西氏の経歴や、DFree開発までの経緯が綴られています。ここで、私が一番印象に残ったことは、中西氏は、「自分で事業が起こしたい」という夢のために、2つの会社での仕事を経験し、海外青年協力隊に参加するなど、新しいことに恐れずチャレンジしていた、ということです。安定した職に就けたにも関わらず、それをやめて、新しいことに挑戦することは、並大抵の人ではできないことです。中西氏のように新しいことに恐れずに挑戦することを経験している人じゃないと、うんこを漏らしたとしても、うんこを漏らさないような商品を開発できないか、とは考えもしなかったでしょう。夢に向かって努力をした経験は、決して無駄にはならない、ということを第1章から学びました。